自民党青年局側の団長である、鈴木憲和衆議院議員、佐藤啓参議院議員をはじめ、国会議員団とベトナムのトップ4のうちフック国家主席、フエ国会議長との意見交換会に参加させて頂きました。
改めて、ベトナムと日本の関係が両国にとって経済・国防上とても大切なパートナーであることを実感しました。
経済では、日本は世界3位の投資国であり、ベトナムは政治的に非常に安定していること。親日国家であること。比較的安価で優秀な人材が多いことから魅力的な国であります。
また、日本の生産年齢人口減少に伴う労働力不足がある中で、ベトナムは中国を抜き、日本の外国人労働者の最多出身国となり、約45万人が日本で働いています。
一方で、日本では技能実習生制度や特定技能制度がありますが、ベトナム人にとっての魅力が減ってきているのも事実であります。
理由として三つあり、一つ目は円安。二つ目に国内賃金が上昇していること。三つ目は人権意識の高まりです。
特に最後の「人権意識」についてはベトナム人労働者に対する暴言、暴力、給与未払い等があり、受け入れる日本としての課題であり早急に解決していかなくてはならないことが今回の研修でわかりました。
岐阜県にもベトナムから働きに来ている方が多くいらっしゃいます。都道府県レベルでも行動に移していきたいと思います。
また、国防上のとても大切な国であります。今後、日本とベトナムの青年の交流を行なっていこうという提案もあり、お互いの国の次期リーダー同士が交流できたことの意義は大きいと感じました。
そして、全てのベトナムの要人から安倍元総理に対する弔意がありました。改めて、日本の外交における安倍元総理の存在の大きさを実感しました。国葬の際にはハイレベルな方を派遣するとベトナム側の発言がありました。
ベトナムから見た日本という普段持てない視点で俯瞰的に日本を見ることができ、今後の日本を考える学びの多い研修視察となりました。
※感染症も心配でありましたが、入国前PCR検査、出国前PCR検査、帰国後の抗原検査を行い「陰性」でした。
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