とても面白かったので、下記にメモした決意表明の要約を載せておきますね!
総裁選立候補者が9名と言う今までの総裁選で最多の候補者数であり、各候補の決意表明3分、質問に対する回答1分と短い時間での話だったからこそ、各候補がどこに力を入れているのか分かる中身の詰まった二時間でした。
また、総裁選決選投票の党員割合が少ない事については、ほとんどの候補が党員の割合を引き上げたり、オンライン投票の導入と言っていたのが印象的でした。
自民党の総裁となった人が内閣総理大臣となります。
次の世代にしっかりと渡せる国づくりを行なっていただきたいと思います。
各候補の決意表明
高市早苗
- 国民の生命財産を守る、領土領海領空資源を守る、主権と名誉を守るのが国の究極の使命。
- 究極の使命を果たすために、総合的な国力を強くする。外交力、防衛力、経済力、技術力、情報力、人材力。一番重要なのは経済政策。どこまでも経済成長。
小林鷹之
- 世界をリードする国に。真に自立し、他国の動向に右往左往することがない、世界から頼りにされる国に。
- 当選回数が少ない、サラリーマン家庭で育った自分が総理総裁になることが自民党を本気で変えることの象徴になる。
- 沖縄の国防、北海道の新産業、能登は南東の被災地など全国を見回ってきた。寄り添いたい。
- 吉田松陰「諸君、狂いたまえ」行動を起こす。思いを同じくする仲間と立ち上がる。
林芳正
- 人に優しい政治。仁の政治。不安を丁寧にほぐしていき、安心感を作っていくのが政治の役割。
- 30年間、防衛大臣から始まり経済再生担当大臣、農林水産大臣、文部科学大臣、外務大臣、官房長官など経験。全て生かして国民のために活かしていきたい。
- 少子高齢化対策、地方の不安。働ける場所。
- 強靱化、事前防災。安全安心。
- 平和であること。外交、防衛。
小泉進次郎
- 青年局長経験者。野党与党時代被災地に毎月11日に通い続けている。能登半島の復興を加速していく。
- 2児の父になったことが大きい。一番変わったのは将来の危機感。政策の進め方やスピードを今までと変えずに進めていくのは将来世代に間に合わない。議論ばかりを続けているものに決着をつける。
- 抜本的に教育改革。1億人の有権者の皆さんに政治と金の決着した上で改革を訴えていく総理総裁に。託される様頑張る。
上川陽子
- 食と農業と環境の循環社会を作る。障がい者の声を拾ってきた。犯罪被害者に対して声なき声を政策にしてきた。3期目に女性局長を経験。子どもハッピープロジェクトを提案し、少子化対策を。
- 団塊の世代が高齢期を迎える2040年危機を一番心配している。難問から逃げない。
- 少子化を止める。働き方改革、地方の空港の国際化。だれ一人取り残さない日本の新しい風景を作っていく。
加藤勝信
- 国民の所得倍増。賃上げを起点として経済循環を作っていく。具体的に二つ。
- 内部留保を続けるより賃上げや投資をした方が圧倒的に良いと企業に思ってもらう税制の大胆な見直し
- まず国からやるべし。6人に一人公的セクターで働いている報酬や公定価格を上げ5%の賃上げ。500万人いる建設労働者の建設労務単価の大胆な引き上げ。
- 地方に任せ過ぎている。給食費、医療費、出産費住む場所で違うのはおかしい。
河野太郎
- 女性や若者の声をしっかり届けられる日本に。シルバーデモクラシーにならないように被選挙権を18歳まで引き下げる。立候補できるのと当選できるのは別、チャンスを広げる。地方議会には有効。
- 海外にいる100万人の日本人の投票率は2%。ここからオンライン投票をスタートする。例えば、エストニアでは何回も投票できて最後の投票が有効。投票所での投票が一番有効。
石破茂
- 日本国の独立と平和を守るのが国家の最大の役割。誰が国連の常任国のロシアがウクライナに侵攻することを予測したか。日本有事にならないような仕組みを作る。
- 自衛官は足りない。定数25万に対し22万。これでどう守るか。待遇を早急に変える。
- 拉致問題は誘拐ではなく国家主権の侵害。北朝鮮がアメリカまで届くミサイルを持った事は今までの安全保障概念を根本から変える。米と露のお互い滅びるからやめるという抑止が北朝鮮には効かない。
- 防災省が必要。震災は日と所を選ばない。M6以上の地震の2割が日本。体育館で雑魚寝は日本だけ。
茂木敏充
- 一番訴えたいことは増税ゼロによる政策推進による日本経済の再生。
- 今国民の皆さんは負担増への不安で消費が拡大しない。負担増の不安と不満の解消。学校給食の無償化など子育て支援策も防衛費の増額も増税ゼロでできる。まずは税収。今、経済は良くなっている。1.5%経済が成長すると税収は2%、2兆円上がる。税外収入では、外国為替特会185兆円の1割の運用仕方を変え1兆円の財源を生み出せる。
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