活動報告

燕三条の企業を視察してきました

燕三条の企業を視察させていただきました。燕三条は、実は市ではなく燕市と三条市に分かれています。

  1. snowpeak 本社
    まねをしない、とことんこだわる、シンプルにつくると言ったルールを頑なに守るスノーピーク品質。そして、全製品、永久保証。少し高くても欲しくなりますよね。
    今回はスノーピークの地方創生事業を中心に視察させていただきましたが、岐阜県でも土岐市や揖斐川町でも関わっています。11年前の売上が50億円(現在は250億円)ほどであった時に、体験型の可視化ということで新たに本社とその周辺の五万坪のキャンプ場を整備し、15億円を投資した話は刺激的でした。
    “今までやってきた事を改めて捉え直しブランディングして行く。”こういったことは、調査とかデータとかではなく人間の頭で考え尽くすかではないかとふと思いました。
  2. 玉川堂
    工場見学でものづくりの場を見せていただいた後、玉川基行社長から話を聞くことができました。
    社長就任後、玉川堂の流通を大きく変えていったとのこと。まずは地元問屋と百貨店問屋を無くし、問屋商売から脱却し直接百貨店と取引。次に海外ビジネスを開始、こちらも直接取引へ。最後には、百貨店を廃止し直営店へ。最後には本社だけにしたいとおっしゃっていました。
    「時」をテーマにブランディング。50年前に作られたものと新しいものがほとんど変わらず世代を超えて使い続けられるそんな価値を持ったものづくりを見ることができました。

    興味深いのは約10年前にスノーピークの山井太社長と玉川堂の玉川基行社長が燕三条の地域ブランドを確立するために2人で考え抜き、燕三条ブライドプロジェクトを立ち上げた事です。行政との連携も勉強になりました。

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